土木工事

【 基 礎 】

《重要な役割》
基礎は、建物の荷重を地盤と一緒に支える重要な役割があります。その基礎が建物をうまく支える事が出来ないと、傾いたり、最悪倒壊に繋がります。

建物と同じく、基礎へも関心を持つ必要があります。

《ベタ基礎工法+全周立上り一体打ち工法》
ベタ基礎工法とは、建物の荷重をスラブ(土間コンクリート部分)全面で支えて、荷重を均等に分散して地盤に伝える工法です。
地盤の不同沈下に効果のある工法でもあります。

しかし、どんなに良いベタ基礎工法でも施工方法によってデメリットがでてきます。

それは、スラブ(土間コンクリート部分)と立上り(建物が乗っかる部分)を分けてコンクリート打設をしてしまうことです。

いわゆる「2度打ち工法」と言われるもので、多くの施工会社が採用しています。
スラブと立上りのコンクリート打設を分けることで、立上り位置の墨出しや型枠組立てのしやすさなど施工でのメリットがあります。
しかし「2度打ち工法」で施工した基礎は、当然ながらスラブと立上りの境目に打継ぎ部ができます。
しっかりとした施工を行ったとしても打継ぎ部があるため、この部分の接着が不十分になる可能性があります。
そのため外周側の打継ぎ部からシロアリなど害虫の侵入被害や基礎構造耐力の低下や劣化などといったことに繋がりかねません。

このデメリットをなくすために、田中組では「ベタ基礎工法」+「全周立上り一体打ち工法」を採用して施工しています。

この工法のメリットは、スラブと立上りを一体打ちにすることで全ての打継ぎ部がなくなり、シロアリなどの侵入被害や基礎構造耐力の低下や劣化を抑える効果があります。
また「2度打ち工法」の基礎と比較して、約3倍以上の側面負荷を加えても動じない構造強度があるというデータもあります。
さらに外周側の立上がり面に打継ぎ目がないので見栄えも良くなります。

基礎の工法や施工は、建ってしまえばわからなくなる部分です。さらに立上り(外周側)に化粧モルタル仕上げをすれば打継ぎ部も隠れてしまいます。
そのため見えなくなる前にしっかりと確認をする事が大切です。
ここまで言いましたが、決して「2度打ち工法」はダメだという事ではありません。この工法でも十分に強度はあります。

田中組も以前までこの「2度打ち工法」を採用して施工してきました。

しかし、基礎は何十年も建物の荷重を受ける構造物です。
より強度がある基礎、見えない部分もしっかりとした仕事をしたいと考えて「ベタ基礎工法」+「全周立上り一体打ち工法」を採用しました。

お施主様がより安心して暮らしていただくために、しっかりとした基礎を施工します。


【 造 成 】

《造成とは》
造成とは、使用していない田や空き地を宅地又は駐車場などの用途で使う為に、盛土や地盤整備する事を言います。

《有効活用する為に》
使わなくなった田を勝手に造成する事はできません。まずは、農地委員会という所で、田を何の用途で使うかの許可を申請する事から始まります。
お施主様のご相談の上で、許可申請から施工まで一貫して行います。

《敷地の境界》
造成に伴って、後々のトラブルにならないように、敷地の境界線をしっかりと定めることが大切です。また、高低差がある敷地を最大限に活用する為の擁壁工事も行います。

《地盤の改良》
敷地に建物を建てる場合、軟弱な地盤の上では不同沈下を起こし倒壊する危険性があります。地盤調査で改良の必要性が認められた場合、その結果に基づいた改良方法で施工し、地盤耐力の増加を行います。


【 外構工事 】

《ちょっとした工事》
土地の一部にコンクリートを打って、駐車場又はカーポートを建てたい。
庭の水はけが悪いので、敷地外に雨水を排水してほい。
お隣さんとの境界線にフェンスを建てたい。
どこに頼めば良いのか迷うちょっとした工事もお気軽にご相談して頂ければ、田中組が責任を持って施工します。


 

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◎新築 ◎リフォーム・リノベーション ◎造作
◎断熱施工・改修 ◎耐震補強 ◎省エネ化 ◎空き家対策
 

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◎自宅の環境づくり